特に使い道もなくしばらく箱に入った状態だったのですが、どうせ複数台あるならクラスター作ったりHPCっぽくしてみたりできないかなと色々調べてみるとOpenStackやCloudStackなどでプライベートクラウドを作ることができそうなので、挑戦してみることにしました。
クラウドといえば使ったことがあるのはMicrosoftAzureだけなので、OSSのクラウド環境については勉強しつつやっていくことになります。
最初はRasPi2がどれくらいの性能(RasPiB+より6倍速いらしい)があるのか気になったので、ベンチマークを行ってみました。
ベンチマークの対象はRasPi2,Edison,MicrosoftAzure VM Basic A0~A3です。
RasPi2には最新のRaspbianをインストールしました。Edisonは標準Linuxをインストールしています。
AzureについてはDebianのイメージが標準で用意されていないので、デプロイ王子こと廣瀬一海氏が作成したDebianイメージを利用させていただきました。
ベンチマークにはUnixBenchの最新版を使っています。
各マシンはOSをインストール後必要なアップデートを行ったのみの状態です。
マシンごとのアーキテクチャが全く違うので、DhrystoneとWhetstoneおよびSystem Benchmarks Index Scoreのみ比較しています。
以下は表とグラフです。
グラフを見るとRasPi2はAzureA0とほぼ同じくらいの性能になるようです。
簡易なWebサーバぐらいなら余裕でインターネットに公開できそうです。
簡易なWebサーバぐらいなら余裕でインターネットに公開できそうです。
今日はここまでとします。
次回はプライベートクラウドを構築するのに必要なOSSについて書いてみたいと思います。
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