「KINECTを使った音声対話」という内容で話をさせていただいたのですが、その時のスライドに対応したサンプルプログラム+αを何回かに分けて書いていきたいと思います。
ちなみにスライドはこちらにアップロードしています。
まず最初に音声合成のサンプルプログラムです。
勉強会の時はSpeechPlatform11をインストールした状態での説明でしたが、Windows標準の状態でもできますので特に何も用意する必要はありません。(もちろん開発環境は必要です^^;)
サンプルプログラムの動作確認は Windows8 Pro+VS C# 2012 Express for Desktopですが、
Windows7やC#2010でも動くと思います。.NET Framework3.5以上なら大丈夫でしょう。もしかするとXPでも動くかもしれないです。
さっそくプログラムです。コンソールアプリとなります。
using System;
using System.Speech.Synthesis;
namespace Speak_Sample
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
//音声合成エンジン
SpeechSynthesizer ss = new SpeechSynthesizer();
//出力を既定のスピーカーに設定
ss.SetOutputToDefaultAudioDevice();
//音声出力
ss.Speak("こんにちは,今日はようこそいらっしゃいました。");
//キー入力待ち
Console.ReadKey();
}
}
}
あらかじめ「プロジェクト」>「参照の追加」>「アセンブリ」>「フレームワーク」内の「System.Speech」にチェックを入れてください。
2行目の「System.Speech.Synthesis」でWindows標準の音声合成機能を利用できるようにしています。
しゃべらせるだけならこれだけです。ひらがな、カタカナ、漢字も使えます。英語も標準で使えます。
多国語対応ですが、別に言語パックなどをインストールしなければいけないでしょう。
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